株式会社フジコーは、国立大学法人九州大学の大学院農学研究院 片倉喜範教授、土居克実教授及び北九州市との産学官連携で、ウィズコロナ時代の感染防止対策に対応した施設(介護施設等を対象)を構築し、感染症等に関する実証テストを実施するプロジェクトを立ち上げた。
製品を使用した環境の感染防止対策の有効性を検証
プロジェクトの目的は、コロナ以降の長期的な感染防止対策を見据えた上で、フジコーの抗菌・抗ウイルス製品及びその技術が貢献できないかを検証すること。
具体的には、九州大学、北九州市ほか、関係者の協力を得て、介護施設等にフジコーの空気消臭除菌装置や消臭除菌床タイル等の抗菌・抗ウイルス製品を設置する。
そして、長期間にわたって(3年程度を想定)、臨床データ等を取得することで、これらの製品を使用した環境の感染防止対策の有効性を検証する。
現在、今回の実証テストの条件に合致し、かつ協力する施設を既に2施設選定しており、施設側と具体的な施工やデータ収集方法等の準備を行っている。
(慶尾六郎)