共同研究拠点「ベンチャーインキュベーションセンター」完成
秋田大が3月31日、産学官の共同研究拠点として4月に運用を始める「ベンチャーインキュベーションセンター」など、資源・環境・リサイクル分野などに関する5施設を公開した。
同センターは秋田市の手形キャンパス内に設置され、2階建ての1階部分は、県立大や秋田高専などの学外研究者が企業などとの共同研究を行う場として開放され、2階は秋田大の産学官共同研究拠点となる。
同センターには、空気分析機や高性能顕微鏡など28の実験装置を備えるが、研究設備は全額JSTの補助金(6.7億円)によるものという。
同大は今後、もともと同大の工学資源学部が有する環境・レアメタル再利用分野などの研究成果や共同研究を通じて、企業の新規分野への参入、および地域の産業活性化に資するとしている。
秋田大 プレス発表資料