納期を半分に短縮
日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、ノートPC製品の一部の生産拠点を日本に移し、2011年8月を目標に東京昭島市の工場で生産を開始する。
生産拠点を海外から東京に移すことにより、これまで10営業日だった納期を標準5営業日とでき、大幅な納期短縮が可能となる。
また、ユーザ専用のソフトウェアのプリインストールや各種設定をあらかじめ行った上での製品出荷のほか、資産管理用タグの添付やお客様指定のユーザーマニュアルの添付などの各種サポートの提供が可能になる。
納期だけでないく品質の向上も
昭島工場では、ユーザの要望に合わせ仕様・構成を工場で作り込む注文仕様生産(CTO)方式で生産を開始する。
また、遠距離(海外)輸送中の振動、衝撃、温湿度変化等に起因する初期不良の低減に加え、日本人スタッフによる厳しい工程管理や製品検査、お客様の声を製造現場に即座にフィードバックすることなどにより、製品品質の大幅な向上を目指す。
今回、昭島工場で生産を開始するのは、法人向けノートPCの中でも中核をなす、15.6インチ液晶搭載「HP ProBook 6560b Notebook PCシリーズ」および、今後発売予定の12.5インチ液晶搭載のハイエンドモバイルノートPCの2機種である。
日本HPのプレスリリース