埼玉工業大学発ベンチャーの株式会社フィールドオートは、愛知県が豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)において、11月14日(水)から11月21日(水)に開催した運転席に人がいない自動運転の車を2台同時に走らせる全国初の実験に参加した。
市長が試乗して自動運転技術を自ら体験
今回、フィールドオートは株式会社ティアフォーと連携して、自動運転車両のオペレーションの補助を担当した。11月17日には、大村愛知県知事および佐原豊橋市長が試乗して自動運転技術を自ら体験した。
今回の実証実験は、愛知県が自動運転の社会実装を見据えた最先端の実証実験に取り組む中、豊橋市の協力を得て、豊橋総合動植物公園において、将来園内バスへの導入の可能性を検証するため、遠隔型自動運転の実証を実施したもの。
運転席にドライバーが乗っていない複数の車を遠隔監視で走らせる実験は、全国初となるもので、園内の1.5㎞を時速7㎞で走行した。 (慶尾六郎)