スポーツクラブ「メガロス」を展開する野村不動産ライフ&スポーツ株式会社は、名古屋学芸大学と提携し、新たなサービスを展開していくことになった。
これにより、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出自粛が続き栄養バランスが悪くなったと感じる人や、運動不足を感じているという声が上がっている社会状況を受け、ユーザーの健康を栄養面からもサポートする。
コロナ禍で変化する食意識に対応
緊急事態宣言の解除後、自宅での食事や健康に関する意識に変化が見られていいる。
健康意識に関する調査結果によると、自宅における食事で重視していることは「栄養バランスの良さ」が51.6%であることがわかった。
また、健康意識がさらに高まった人は42.5%で、健康意識が高まった人が実際にどのような取り組みをしているかを調べたところ、最多が「こまめな手洗い・うがい」が68.8%、続いて健康において基本となる「食事」「睡眠」「運動」が続いている。
小学生の食の実態を把握し、その後の食育に関する取り組みを検討
そのような中、スポーツクラブ「メガロス」では、栄養と運動の観点から名古屋学芸大学 管理栄養学部と提携することでコロナ禍の不安を払拭していくため、第一弾としてキッズズスクールでの新たな取り組みを開始する。
メガロス千種店の新体育スクール「ミライク」と、テニススクールに通う小学校1年生~3年生の保護者136名を対象に、「児童の食事実態研究調査」を7月より開始し、その調査結果をもとに、子どもの食の実態を把握し、その後の食育に関する取り組みを検討していく予定。 (慶尾六郎)