日揮ホールディングス株式会社は、帝人株式会社および国立大学法人東京大学と共同で、持続可能な繊維産業のエコシステムを構築に向けた産学連携のワーキンググループを設立し、活動を開始した。
持続可能な繊維産業のエコシステム構築に向けた取り組みを推進
このグループは、繊維産業から幅広く意見を集約するために、今年8月に日揮ホールディングス、帝人、東京大学を発起人として設立された。
サプライチェーンを構成する各企業、有識者、NPOなど計7社・団体が参画している。ここでの協議の結果は、2022年1月を目途に政府への提言として纏める予定。
この活動を通じて、エンジニアリング事業を通じて培ってきた日揮ホールディングスグループの技術力や知見、帝人の有する繊維リサイクルに関するノウハウ、東京大学・平尾雅彦研究室の持つリサイクルシステムの価値評価の知見を活用する。
そして、参画メンバーとともに持続可能な繊維産業のエコシステム構築に向けた取り組みを推進していく方針だ。
(慶尾六郎)