大正大学 表現文化学科エンターテインメントビジネスコース(現・アート&エンターテインメントワークコース)の授業「専門ゼミナールⅡ」では、株式会社NTTデータ経営研究所と連携し、2020年度より、日本の空港国際力向上に向けたPR方策に関する共同研究を実施している。
今回、受講学生の3年生13名による企画が、1月18日に行われた学内プレゼン大会にて報告された。
訪日外国人を今まで以上に我が国に強く惹き付ける方策を検討
この企画は、コロナウイルス感染症の拡大により、益々懸念される訪日外国人の情報弱者問題に対処することを目的とし、日本の地域の魅力を身近にアピールし、訪日外国人を今まで以上に我が国に強く惹き付ける方策の検討を行った。
大正大の表現文化学科の大学生が、我が国を行き来する外国人の95%が利用する空港を体験実証の場として、表現力と価値観を活かした国際的な価値共創を目指すとともに、ソーシャルメディア等を積極的に活用したPRおよび制作の企画に取り組んだ。
この取り組みに対して、NTTデータ経営研究所は、空港運用の現状や将来のあり方に関する専門的知見を提供するとともに、専門的見地からこの調査研究を支援した。
プロジェクトは、引き続き来年度も継続し、最終的には企業への提案を含め、実社会への実装を目標に展開していく予定。
(坂土直隆)