大日本印刷株式会社(DNP)とNPO法人SoELa、近畿大学アカデミックシアターによる「循環型社会へのアプローチプロジェクト」は、地球環境について遊びながら学べる対戦型トレーディングカードゲーム「マイアース」の、琵琶湖を舞台とした新しいカードデザインを制作した。
11月30日(土)に、大阪府八尾市で開催される2025年大阪・関西万博の機運醸成イベント「爆やお博」にブースを出展し、カードゲームを使った体験ワークショップを実施する。
楽しみながら、地球環境問題に対する理解を深めるカードゲーム
このカードゲームは、楽しみながら地球環境問題に対する理解を深めることで、地域社会の課題解決に向けた主体的な行動を促すことが目的。
3者は、「TEAM EXPO 2025」プログラム の共創チャレンジとして、産学連携で取り組むこの企画を通じて、関西地域における環境意識の向上やSDGs達成に向けた活動の推進につなげる。
「マイアース 琵琶湖版パッケージ」は、地域に生息する生物などに関するカードと、地域の環境課題となる自然破壊に関するカードを使い、生態系側と環境破壊側に分かれて対戦するロールプレイング型のカードゲーム。
琵琶湖版では、生態系のカードに琵琶湖に生息する絶滅危惧種などが、環境破壊のカードに琵琶湖特有の自然現象(全層循環)の停止などが登場し、琵琶湖周辺の生態系と環境問題について学べる。
(坂土直隆)