東京工業大学と東京医科歯科大学の両大学の学生を対象とした、生成AIを活用したアプリケーション作成コンテストの開催に、医科歯科大と日本電気株式会社(NEC)が協力した。
生成AIを実践的に活用するための教育を実施
このコンテストは、学生が生成AIに触れ、体験的に学ぶことで、AIスキルの重要性を理解すると共に、その習得に向けた機会とすることが目的。
NECは、生成AIの中核であるLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)として独自開発した、高速・高性能な「cotomi」の提供、および参加者に対する生成AIを実践的に活用するための教育を実施した。
「cotomi(コトミ)」は、NECが開発した生成AIの名称。ことばにより未来を示し、「こと」が「みのる」ようにという想いを込めているという。
https://jpn.nec.com/LLM/index.html<コンテスト概要>
開催期間:8月8日~9月11日
参加者:東工大・医科歯科大の学生 約40名
内容:参加者視点での何かしらの困りごとを解決するアプリケー
ションを、NECが開発したLLMを活用して開発。技術的観
点だけでなく、誰にどのような価値をもたらすアプリケー
ションなのかを総合的に評価することで、社会に役立つAI
を開発する人材の育成に貢献
(坂土直隆)