阪神・淡路大震災から30年経ち、復興・再生から学んだ想いを込めた商品を、神戸学院大学の学生が株式会社ブルボンと共に開発した。
「災害への備えを忘れずに、未来へ進んでほしい」というメッセージを込めた商品
今回の取り組みは、神戸学院大学の学生が有志で参加している地域貢献プロジェクトチームから生まれた。
活動の一環として、お菓子メーカーのブルボンと共に「阪神・淡路大震災を思い出すことで、復興・再生から学んだ想いや災害への備えを忘れずに未来へ進んでほしい」というメッセージを込めた商品を共同開発した。
開発したのは、ブルボンの「しゃりもにグミ」シリーズの、甘くて少し酸っぱいシトラスミックス味。
パッケージの表面には、震災を知らない若年層に向けて、学生が意見を出し合って考案した震災を風化させず、「何気ない日々は当たり前ではなく、1日1日を大切に生きて行こう」という日常に寄り添うポジティブなメッセージ(8パターン)を取り入れた。
また、裏面は、兵庫県が開設している震災30年特設ホームページにアクセスできる二次元コードを掲載している。
(坂土直隆)