食事日記Webサイト「FoodLog」がオープン
東京大学 大学院情報学環 相澤研究室とfoo.log(フードットログ)(株)は、利用者がWebサイトにアップロードした写真から「食」に関する画像を抽出し、食事カレンダーを生成する「FoodLog」サービスを、4月30日より正式に運用開始する。
「FoodLog」とは、利用者がWebサイトにアップロードした写真の中から食事画像を抽出し、食事カレンダーを生成することができるシステム。
抽出した写真は、月や週のカレンダーにサムネイル画像が表示され、また写真に映された特徴から、「主食」「主菜」「副菜」といったカテゴリの食事バランス情報を抽出し提示できるという。
今後はカロリー計算補助機能なども付加
さらに今後は、カロリー計算補助機能や位置情報、時間情報等の表示モードの拡充を予定し、毎日の食事記録による健康管理や食事情報の交換、食事アルバムを用いた新たなコミュニケーションの実現を目指すとのこと。
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「FoodLog」とは】
食事の写真を撮ってアップロードするだけで、自分の食事日記が作れる、オンラインの食事日記システム。
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操作手順(1) 「FoodLog( http://www.foodlog.jp/ )」のアカウントを作成
(2) 毎日の写真を撮影して、アカウント作成時に作成されたメールアドレスに携帯メールを送信するだけで、カレンダーが更新される。
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「FoodLog」の仕組みと機能についてサイトにアップされたさまざまな写真の中から、食事にまつわる写真を画像認識で抽出する。
参照画像1:
http://www.atpress.ne.jp/releases/14740/1_1.jpg食事バランスガイドに基づく、主食・副菜・野菜・果物・乳製品の5つの項目がどれだけ画像内に含まれているかを推定する(手動で変更可能)。
参照画像2:
http://www.atpress.ne.jp/releases/14740/2_2.png「みんなの食事」画面では、他のユーザが投稿した食事画像を閲覧可能で、同じ日に他の人が何を食べているのか、記念日の食事等が見られることで、レシピの幅が広がったり、健康情報の交換をしたり、新しいコミュニケーションが生まれる。
なお「FoodLog」は、独立行政法人 科学技術振興機構の戦略的創造研究事業 CRESTの「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」研究領域における研究課題「“食”に関わるライフログ共有技術基盤」の成果展開で、今後は画像処理技術を用いた様々なライフログ情報共有サービスへの利用が期待できるという。
■foo.log(株)会社概要
商 号 :foo.log株式会社 (英名 foo.log Inc.)
事業内容:「FoodLog」サービスの開発・運営
代 表 :代表取締役社長 小川 誠
登記日 :2010年4月7日
資本金 :2,400万円
所在地 :東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター1502
FoodLog
http://www.foodlog.jp/