産学連携ニュース
 産学連携ニュース

東京都市大と理研など、軽量化を可能にする新鋼材開発法を開発

素材
自動車
医療&健康
衣食住
環境
教育
中小ベンチャー
その他
東北地方太平洋沖地震の寄付サイト一覧
ジャストギビング(マッチング寄付)
Yahoo! 基金
GROUPON(マッチング寄付)
T-SITE(Tポイント)
mixi
GREE
モバゲータウン
アメーバピグ
記事検索
アクセスランキング トップ10










特集
お問い合わせ



あわせて読みたいブログパーツ

東京都市大と理研など、軽量化を可能にする新鋼材開発法を開発

このエントリーをはてなブックマークに追加




理化学研究所と東京都市大学工学部の共同研究グループは、鉄鋼材料軽量化の鍵となるオーステナイト相分率の測定に成功した。
地球温暖化対策には自動車などの輸送機器の軽量化が急務
近年、地球温暖化対策として二酸化炭素(CO2)排出量の削減が求められており、自動車などの輸送機器では、軽量化による燃費向上が急務だ。
自動車の軽量化には、薄くかつ高強度の高張力鋼が適している。近年多く活用されつつある高性能な高張力鋼には、オーステナイトを活用して、高い延性と高強度を同時に実現した複相鋼がある。
複相鋼材の品質・性能を保つには、オーステナイトの相分率やその変化を正しく測定・制御することが重要。相分率を鉄鋼材料のバルクに対して測定するには、鋼材に対して透過性の高い中性子を用いる中性子回折法が有効だ。
しかし、その中性子源は研究用原子炉などの大型実験施設に限られ、企業の研究室や工場などでの利用が期待される小型中性子源では、ビーム強度が低くこれまで測定されてこなかった。
複相鋼の相分率を1%以下の精度で測定することに成功
今回、共同研究グループは、オーステナイトを含む2相からなる複相鋼をサンプルとして、RANSで中性子回折測定を行った。その結果、複相鋼のオーステナイト相分率を1%以下の精度で測定することに成功した。
この技術は今後、材料の基礎研究、新材料開発及び品質検査のために行われる研究室レベルでの相分率測定に利用されると期待できるとしている。
(慶尾六郎)
Amazon.co.jp : 産学連携 に関連する商品



  • 摂南大学とプリメディカ、「腸活弁当プロジェクト」を開始(11月19日)
  • 「なら産地学官連携プラットフォーム」が、奈良の貴重な文化財のデジタルアーカイブ化を推進(11月11日)
  • ATOMica、ものつくり大学と連携し、ものづくりをベースにつながる共創スペース『ものつくりベース』の運営を開始(11月4日)
  • ガイアックス、小学生を対象に、筑波大学・つくば市と、起業をテーマにしたワークショップを開催(10月28日)
  • 関西大学と帝人フロンティアが、センサーを搭載した、振り回してサッカーの応援力を計測するタオルを開発(10月22日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    産学連携 新着30件