株式会社メニコンの子会社でコンタクトレンズ関連用品メーカーの株式会社メニコンネクトと名古屋文理大学短期大学部はアイケアレシピ開発を目的に、産学連携した。
食べる楽しみを伝えることがテーマ
同社と文理短大との産学連携は2017年度からスタートし、今年度が2年目となる。
昨年に引き続き、産学連携の目的は目にいい成分(ルテイン)を含む食材を使用したアイケアレシピ開発であり、今年はさらに五感(視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚)を刺激する要素を加え、食べる楽しみを伝えることをテーマとした。
2018年5月にはじまったレシピ開発には、食物栄養学科栄養士専攻の2年生8名、食物栄養学科製菓専攻の2年生2名が参加した。
「料理をより美味しく見せるコツ」をプロカメラマンより学ぶ授業や中間報告会を経た2019年1月の最終報告会では、「考案レシピ紹介」、「おすすめの人」、「材料/作り方」、「五感を刺激するポイント」の4点について学生がそれぞれ発表した。
どのレシピも五感を刺激するポイントが考えられており、味だけでなく、目から、耳から、鼻から楽しめる料理となっていた。
また、子供におすすめのレシピでは、食育を目的に子供と一緒に作れるような簡単な作り方に工夫され、働く女性におすすめのレシピでは、少ない材料で短時間のうちに作れる工夫がされており、生活スタイルなども考慮したアイデアレシピが考案された。 (慶尾六郎)