学校法人 青葉学園が運営する東京医療保健大学は、花王株式会社との共同研究により、シート式圧力センサーを活用して、歩行時の足圧を測定・データ解析する技術「足圧総合評価システム」を開発した。
寝たきりや要介護の原因となる「フレイル」を予防
超高齢社会となった日本において、高齢者の生活の質(QOL)の向上・健康維持・増進および健康寿命の延伸に貢献する取り組みは、重要なテーマのひとつ。
東京医療保健大学の今泉一哉教授は、寝たきりや要介護の原因となる「フレイル」を予防するため、測定を通してカラダの状態を把握することで、適切な運動の実施など健康的な生活を支援し、健康寿命を延ばすための研究を積み重ねてきた。
同学は、心身ともに元気に永く暮らせるような社会を作るため、「フレイル」をはじめとした、身体の衰えに対する予防の研究の支援を行っていく方針。 (慶尾六郎)