国立大学法人京都大学と凸版印刷株式会社は、アートと最先端テクノロジーを組み合わせてイノベーティブな社会的価値創造を目指す「凸版印刷アートイノベーション産学共同講座」を、今年5月に京都大学大学院総合生存学館に設置、3年間の共同研究を進める。
アナログな物理的世界の色彩や形状をデジタル表現
この産学共同講座では、京都大学大学院総合生存学館特定教授・土佐尚子の日本の美・文化を切り口とした「Invisible Beauty:先端技術で見える自然の美」をテーマにしたメディア・アートと、凸版印刷が持つ表現技術を組み合わせ、アートの社会実装に取り組みむ。
具体的には、アナログな物理的世界の色彩や形状を、先端技術で捉えてデジタル表現するアート表現から新しい価値の創造に挑む。 (慶尾六郎)