株式会社日立ソリューションズは、学校法人早稲田大学 データ科学総合研究教育センター(CDS)と、セキュリティをはじめとするデータサイエンス分野の人材育成および産学連携促進を目的とした学術交流協定を2月1日(土)に締結した。
また締結を記念し、学生向けハッキング体験ワークショップやパネルディスカッションを交えた2部構成のシンポジウム「情報セキュリティ vs AI ~未来の脅威を読み解く~」をサイバーセキュリティの日である、2月3日(月)に共同開催した。
産学連携でセキュリティ分野の高度次世代人材育成に取り組む
昨今、サイバー攻撃の手法は日々高度化、複雑化しており、企業や公共機関ではセキュリティ対策が重要な課題となっている。
3月には次世代通信規格「5G」のサービスが日本で始まり、より便利な社会になる一方で、IoT機器などへの攻撃リスクの高まりが予想され、強靭で堅牢な社会インフラの構築が急がれている。
政府や官公庁も、高度な専門知識を持つセキュリティ人材の育成に急務として取り組んでいる。
このような課題を解決するため、日立ソリューションズとCDSは、2019年6月から協力し、セキュリティ分野の高度次世代人材育成に取り組んできた。
この協定の締結によって、今後はセキュリティ分野をはじめ、他のデータサイエンス分野での連携も視野に入れる。(慶尾六郎)