Retty株式会社は、東京大学大学院情報理工学系研究科が実施する「領域知識創成教育研究プログラム(東京大学データサイエンティスト養成講座)」に2019年4月より連携を開始しており、引き続きデータサイエンティストの養成・育成を支援していく。
「Food Data Platform」の一部データを養成講座で活用
今年10月1日よりRettyが提供しているビッグデータ連携基盤「Food Data Platform」の一部データを東京大学データサイエンティスト養成講座で活用する。
その研究成果を「Food Data Platform」への事業推進、及び実名口コミグルメサービス「Retty」のサービス拡充に役立てていく。
ビッグデータ活用をはじめとする先端IT技術の利活用は、今後も様々な市場で拡大すると見られている一方、国内における先端IT人材は、2020年には約4.8万人も不足すると推計されており、その人材の育成が急務となっている。
そこでRettyは、「東京大学データサイエンティスト養成講座」への協力を通じて、データサイエンティストの養成・育成支援を行うこととした。
具体的には、Rettyから自然言語処理や画像解析を通したテーマを提出しており、幅広いスキルを身につけられるよう課題を組んでいる。
また、Rettyのデータサイエンティストも実際に講義に参加し、学生と双方向のディスカッションを行うことで、ビジネス課題解決能力の養成にも寄与することを目指す。 (慶尾六郎)