国立大学法人東京大学と日本ペイントホールディングス株式会社は、両組織の包括的な共同研究および人材交流を、高度なレベルで推進する産学協創協定を5月18日(月)に締結した。
塗料とコーティング”を軸に新たな社会の課題解決に注力
東京大学と日本ペイントは協定を通じて、“塗料とコーティング”を軸に、抗ウイルス技術を含む新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資する技術や、感染拡大が終息した後に訪れる新たな社会の課題解決に向けた技術の実現に注力する。
また、スマート/リモート社会の基盤づくり、ならびに美しく魅力あふれる持続可能型社会を紡ぐための新たな技術を提供していく方針。
また、協定の趣旨に基づく具体的な取り組みとして、東京大学大学院工学系研究科に社会連携講座「講座名:革新的コーティング技術の創生」の設置を決定した。 (慶尾六郎)