日本メナード化粧品株式会社は、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学との共同研究によって、名古屋大学が品種改良した米からメナードの抽出技術によって抽出したエキス(コメエキスNU)に、肌のバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ効果を発見した。
名古屋大が品種改良した米からメナードの抽出技術によって抽出したコメエキス
日本では、古くから米ぬかや米のとぎ汁が美容に良いとされてきた。
メナードでは、この米の効果に着目し、今回、名古屋大学が品種改良した数多くの品種の米から厳選したものを用いて、独自の抽出技術によってエキスを抽出した。このコメエキス(「コメエキスNU」)に、肌荒れを予防する効果を見出した。
肌のバリア機能は、外界から細菌や刺激物などの異物が肌内部へ侵入することを防ぎ、また、うるおいを保つためにも重要だ。今回開発した「コメエキスNU」には、この肌のバリア機能に関わるタンパク質であるフィラグリンとオクルディンの産生を高める効果があることがわかった。
さらに、コメエキスNUを配合したハンド美容液を1か月間使用したところ、手指の肌荒れを予防する効果があることがわかった。
(慶尾六郎)