株式会社ジーニーは、早稲田大学山名研究室、株式会社富士通研究所と連携し、デジタル広告効果の可視化、新しい広告配信手法の検証を目的とした実証実験を3月8日(月)より開始した
。
デジタルアニーラメソッドのパフォーマンスを検証するためのオンライン実証実験
ジーニーはアドテクノロジー事業において、国内外ユーザー20,000社以上、国内シェアNo.1のプラットフォーム「GENIEE SSP」と、「GENIEE SSP」が保有する国内最大規模の広告在庫を活用した「GENIEE DSP」を自社で開発・運用している。
早稲田大学山名研究室と富士通研究所は、金融、デジタルマーケティング、物流など様々な分野で「デジタルアニーラ」を用いた研究を進め、得られた研究開発成果を、実社会の問題解決の促進に活用している。
2020年12月、ジーニーより個人情報を削除したログデータの提供を受けた早稲田大学山名研究室の研究成果が、世界最高峰の計算機学会であるIEEE Computer Society(Institute of Electrical and Electronics Engineers, Computer Society)が主催するIEEE BigData 2020にて発表された。
この論文において、DSPのデータをデジタルアニーラを利用して最適化することで、短期間で定期的に広告を最適化する新しい手法、デジタルアニーラメソッドが提案された。
これを受け、3月8日(月)よりジーニーはGENIEE DSPを利用した、デジタルアニーラメソッドのパフォーマンスを検証するため、オンラインでの実証実験を開始した。 (慶尾六郎)