総合人材サービスのパーソルグループのパーソルプロフェッショナルアウトソーシング株式会社と学校法人久留米工業大学のインテリジェントモビリティ研究所および交通機械工学科は、「次世代モビリティ・サイバーセキュリティ領域」エンジニアの育成に向けて連携を開始した。
エンジニアが講師として務める特別講座を実施
最初の取り組みとして、今年8月にパーソルの自動車・商用車開発などに関わるエンジニアが講師として務める特別講座を実施する。
久留米工業大学は、「未来を感じる魅力的なモビリティ(乗り物)社会を研究する」ことを目的に、自動車システム工学専攻や交通機械工学科が中心となって「インテリジェントモビリティ研究所」を開設した。
「乗りものに知性を。パートナーのような乗りものを創造する。」を研究所のスローガンに、今後、自動車技術をベースに、「自動運転」、「人工知能」、「IoT」などの先進技術を融合した「新たなモビリティ技術」で社会と地域の課題解決に取り組んでいく。
また、久留米市は、“生活を技術で支える、未来のエンジニアを育成していく”本取り組みの考えに共感し協力する意向を表明した。
今後、「企業(パーソルグループのIT・モノづくり領域)×大学(久留米工業大学)×地域(久留米市)」は、今回の特別講座をはじめに、さまざまな形で地域の研究・人材育成に向けた取り組みを推進していく。
(慶尾六郎)