京都府綾部市の若宮酒造株式会社は、新たな市場を開拓するために、「若者が飲みたい日本酒」を産学連携プロジェクトで開発。学生の企画から、今若者が感じる「Chill」を表現した日本酒「CHILLな夜に癒しを得る」を醸造し、クラウドファンディングで先行販売を行う。
今若者が感じる「Chill」を表現した日本酒
このプロジェクトでは、京都府綾部市の綾部高校農業科3年生が初めて栽培・収穫した酒米「五百万石」を使い、福知山公立大学地域経営学部の学生が商品企画と酒づくりを担当した。
京都工芸繊維大学デザイン専攻の学生がラベルデザインを担当して、若者による若者のための日本酒づくりを行った。
学生が企画した日本酒のコンセプトは、今若者が感じる「Chill」を表現した日本酒。
新商品「CHILLな夜に癒しを得る」は、「チルい」気分つまり「リラックスして気分がよい」時にマッチした日本酒である。クラシカルな日本酒特有の風味とは一線を画した、「スッキリとした爽やかな風味」が特長だ。
今回企画した学生も、クラシカルな日本酒独特の風味が苦手で、かつ海外で人気の華やかな香りの日本酒とも異なる風味を求めていたという。ある種、既存の日本酒のイメージの対極にある新しい風味の日本酒である。
【クラウドファンディング】
CAMPFIREにて、3月31日(木)まで受付中。
CAMPFIRE限定ラベルを販売。
https://camp-fire.jp/projects/view/561782【商品概要】
商品名:CHILLな夜に癒しを得る
サイズ:300ml 及び 720ml の2サイズ
原料:米(五百万石)、麹
アルコール度数:15度
価格は、クラウドファンディング終了後に公開予定
(坂土直隆)