大阪公立大学研究推進機構と株式会社ワープスペースは、共同研究および人材育成のための関係強化を進めるべく、6月29日(水)に連携協定を締結した。
国際的に価値がある技術を創出して、社会実装していく可能性を検証
国際的な宇宙ビジネスで日本の民間企業がリードしていくため、国際的に価値がある技術を創出して、社会実装していく可能性の検証と、これら研究を通じた高度人材の育成を行う。
ワープスペースは、大阪万博で光通信技術等成果の披露を視野に、この連携で共同研究を検討する。
また、大学と企業との連携を強化することで、学生らに対し、より実践的な衛星開発に関する技術、最新の宇宙ビジネスの動向を知る機会を設ける。
加えて、超小型衛星の用途を広げる展開機構や、無人航空機の目視外飛行や衝突回避を実現するために、光通信技術を応用することを視野に、共同研究の実現可能性をビジネスへの展開を視野に含めて、検討を行っていく。
●連携協定の概要
(1)宇宙機の展開機構に関する、共同研究の可能性の検証
(2)無人航空機による自由空間光通信利用形態に関する、共
同研究の可能性の検証
(3)教育事業における、協力関係の構築
(4)その他目的達成のための事項として、両社が合意した事
項
(坂土直隆)