株式会社やくにたつもの、つくろうは、7月4日(月)、産学連携プロジェクトで中学生が考案し特許を取得した新商品、「脱着式袴SUZUKA」を発売した。
紐を解かず、簡単にトイレを済ますことができる袴
このプロジェクトは、2018年同志社中学校の社会科で行った産学連携授業で、当時同志社中学2年の今井涼香さんが「墓まではいていたい、はかま」として考案し、同社が特許取得と製品化を支援したもの。
「やくにたつもの、つくろう」は、小学6年時に空き缶分別箱で特許取得を果たした神谷明日香氏が社長を務め、小中学生のアイデアの特許取得と商品化を支援する会社。
「脱着式袴SUZUKA」は、背面の腰板の下を横断するファスナーを取り付けることで、ファスナーを開けると腰板と後襲の上下に分かれるようにしてある。
そして、後襲がずり落ちて濡れないよう、紐で固定されている。そのため、紐を解かず簡単にトイレを済ますことができる。
<商品概要>
商品名:脱着式袴「SUZUKA」
販売者:株式会社東山堂
開発者:今井涼香(いまい すずか) 開発当時同志社中学2年
生、2022年現在同志社高校3年生在学中
特徴:袴の上下がファスナーで脱着できる特許商品
対象利用者:剣道や弓道など、袴を使用する男女競技者、卒業
式や成人式などで袴を着用する女性
定価:25,000円(税別)
(坂土直隆)