大正大学の表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースの2年生58名が、企業・団体(計5企業・団体)と共同で、社会課題の解決に取り組むと発表した。
「こども」「高齢者」「医療」の分野において、産学連携により課題解決を模索
2022年度春学期ソーシャルデザイン基礎は、様々な社会課題に当事者意識をもって対峙する力の醸成を目的とし、ワークショップ形式の全3クォーターで展開する授業。
「2025年問題」とは、全ての団塊の世代が75歳を迎え、「超高齢社会」に突入することから派生する問題の総称であり、同学では「こども」「高齢者」「医療」の分野において産学連携により課題解決を模索する。
第1弾のテーマ「こども(学校生活を支える)」では、この領域の第一線で活躍する、認定NPO法人21世紀構想研究会、株式会社西尾家具工芸社が協力する。
その中で、学生は身につけた表現力やコミュニケーションスキル、分析力を駆使し、実社会と学生を繋いだPBL(問題解決学習)を行うことにより、実用的かつ実践的な学びを行うことができる。
表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコースでは、パフォーミングアート(舞台芸術)、ファインアート、アミューズメントビジネス、ミュージアム、メディア業界、音楽ライブビジネスなどエンターテインメントに関わるプロデューサーやマネージャーを育成している。
(坂土直隆)