見守りカメラ付きスマートねこトイレ「Toletta(トレッタ)」(
https://jp.tolettacat.com/ )を核とした、猫のヘルスケア事業を展開する株式会社トレッタキャッツが、九州工業大学大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 井上創造教授の研究室と共同研究を開始した。
協業の実現にあたっては、公益財団法人北九州産業学術推進機構の支援を受けている。
猫の健康状態の測定・分析精度の向上を目指す
見守りカメラ付きスマートねこトイレ「Toletta(トレッタ)」とは、猫にストレスをかけることなく24時間365日、体重や尿のデータを計測し、家族が就寝中でも不在時でも、猫の体調を見守ることができる猫用トイレ。
微細な重量の変化を感じ取るセンサーで、体重はもちろん、入室から退出までの重量変化などから尿量、尿の回数、入室の回数、滞在時間、前回からの経過時間を測定する。
世界初のAIねこ顔認識技術(日本・中国・米国の特許取得)を用いて、首輪や専用のタグなしの個体識別を可能にした。トレッタ専用アプリとの連動で、それらのデータをわかりやすいグラフでチェックでき、小さい変化もひと目でわかる。
今回の協業では、「Toletta(トレッタ)」に備わる測定機能のさらなる精度向上、また、猫の独特な排泄スタイルや、掃除や人の接触等、猫のトイレ以外での行動にも対応できる分析方法を研究する。外見からではわかりにくい猫の健康状態の測定・分析精度の向上を目指す。
(坂土直隆)