
株式会社ワコールが展開するフェムケアブランド「YOJOY(ヨジョイ)」は、武庫川女子大学との産学連携プロジェクトに参画。同大学 経営学科・高橋千枝子教授のゼミと協働し、「Z世代の月経周期にともなう健康課題の実態調査」および「Z世代のデリケートゾーンケアの実態調査」を行った。
Z世代へのフェムケア啓発の必要性を再認識
「Z世代のデリケートゾーンケアの実態調査」では、ゼミ生が質問内容を考案し、Z世代の女性から多くの回答が集まった。その結果、「脱毛やデリケートゾーン用ウォッシュなどでデリケートゾーンをケアしている」と答えた人は、約4割だった。
一方、デリケートゾーンケアをしていないと答えた人のうち、約6割が「興味はあるが踏み出せない」と感じていることが判明。ケアをしない理由としては「どれがいいかわからない」が最も多く占め、「YOJOY」としても、Z世代へのフェムケア啓発の必要性を再認識した。
この産学連携プロジェクトでは、調査で収集したリアルな声をもとに、「デリケートゾーンケアアイテムのプロモーション立案」も進行し、ゼミ生はZ世代へ興味を喚起できるPR施策を提案。
2025年3月2日(日)には、日本最大級のファッションイベント「KANSAI COLLECTION 2025 SPRING&SUMMER」(開催場所:京セラドーム大阪)にブースを出展した。
これまでの取組内容を展示し、ゼミ生がフェムケアの重要性をZ世代の女性たちに向けて発信した。
プロジェクトサイト:
https://www.wacoal.jp/yojoy (坂土直隆)