銀行と大学の産学連携で
武蔵野銀行と
立教大が連携して「観光マップ」作りを行い、地域に貢献している。埼玉県観光の魅力UPを目指した産学連携事業の一環といい、若者目線で作成したものだ。
このほど幸手市に続いて羽生市のものを完成させ、それぞれ「ぶらって幸手」、「ぶらって羽生」と名付けている。
「ぶらって」シリーズは…
「
ぶらって幸手」は、旧日光街道の「幸手宿」を中心に、レストランや菓子店、神社などの観光を楽しめる街歩きコースを記載し、若い女性や家族連れ向けに3種類を作ったもの。
もう一つの「
ぶらって羽生」は、散策コースや路地などを紹介した街歩きマップで、羽生駅から半径約500メートルの地域を中心に、お薦めの店舗や神社など25か所を取り上げ、「祖父と孫」「親子」など五つのテーマ別の街歩き例や、「抜け道小路」などと名付けた四つの路地を示したのが特徴という。
今後の期待
このマップは、資金面などで援助した武蔵野銀行本支店や、埼玉県庁、当該市役所、県内の東武鉄道各駅で配布されるほか、同行ホームページにも掲載されるとのこと。
いずれも、街の魅力を伝えることで住民から感謝されてもいるが、若者視点で作っているだけに、新たな魅力の引き出しにつながってもいるようで、県内外からの観光客導入に寄与することであろう。
一方の学生にとっても研究テーマをやり遂げることでの勉強にもなり、こうした協力関係にはまだまだ効果余地がありそうだ。
立教大学サイト武蔵野銀行サイト幸手市サイト立教大と武蔵野銀行の連携協定