コミュニティスペースでアイデア創作が
トヨタ自動車九州のNB事業室が、福岡市天神に「産学連携コミュニティスペース」を開設し、産学連携による新商品開発に取り組んでいる。ここは会員制で、会員たちが車両に関する新規性の高いアイデアの創作をする場という。
開設の目的は、大学の保有する技術・人材を活用して画期的な新商品アイデアを創出し、時代を先取りした顧客満足の高い新商品開発につなげることのほか、優秀な人材の確保などとし、講演会などのイベントも開催している。
好環境で企業がサポート
このほど同所に、常設の機材に加え、ワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq 21UX」という便利ツールが導入されたことで、より表現力の高いアイデアスケッチやデザイン画の制作が容易となり、自由な発想のデザインやアイデアが期待できるとのことだ。
以前から年1回のアイデアコンペやアイデア常時募集もしており、こんな活気あるコミュニティスペースなら、次の車のアイデアがどしどし量産されてくることだろう。
トヨタ自動車九州「産学連携コミュニティスペース」ワコム 液晶ペンタブレット