佐賀特産のレンコンを使ったアイス
企業が提案する課題を基に大学生や高校生が商業プランを競い合う「第5回佐賀ビジネスプランコンテスト」(
佐賀大産学官連携推進機構主催)が23日、同大であり、最終選考に残った8組の中から佐賀大生グループの「佐賀の特産品を使ったアイス」の企画が最優秀プランに選ばれた。
メンバーは同大の教養科目「チャレンジ・ベンチャービジネス」を受講する長柄友佳さん(24)=経済学部4年、川添泰寛さん(19)=理工学部1年、鶴丸智子さん(20)=同=の3人。
試作を重ねてプランを提案 商品化につなげたい
竹下製菓(小城市)から課題を受けた3人は「これまでにない素材を」とレンコンを使ったアイスを提案。飲食店などで100人近くに試食してもらいながら、約2カ月試作を重ね、レンコンと米粉を混ぜた一口大のクッキー生地でアイスを挟んだ商品を提案した。
長柄さんは「ビジネスを意識して何かに取り組んだのは初めてで、すべてが勉強になった。せっかくなので商品化に結び付けたい」と語った。