幅広い分野で専門的立場から助言期待
高萩市は26日、地域づくりで支援を受けるため、
茨城大学と連携協定を結んだ。産業振興や教育・文化、環境など地域づくりの幅広い分野で、専門的な立場からの助言を期待する。
同市はこれまで、防災の分野で
東北福祉大学、子育ての分野で
常磐大学と協定を交わしている。
地域づくりのために様々な取り組み
市内では昨夏、旧KDDI衛星通信所跡地が茨城大の宇宙科学教育研究センターとしてオープンした。新年度はセンターを拠点に、子どもたちの理科教育の支援を受けるほか、天体観測会などの開催が計画されている。
また、同大は県北の自治体と連携し、自然公園(ジオパーク)を活用した地域振興にも力を入れている。
草間吉夫市長は「行政では産学官の連携が大きな課題となっている。今回の協定では、特に理科教育の推進などに取り組みたい」と話している。