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市の特産品開発に女子大生の感性取り入れ--丹波市

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市の特産品開発に女子大生の感性取り入れ--丹波市

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市の特産品を生かした商品開発で連携
丹波市商工会園田学園女子大学が、特産品を生かした商品開発で連携することになり、覚書の調印式を8日に行った。

洋菓子職人や管理栄養士を目指す学生らが、”丹波栗”や”丹波大納言小豆”などを使ったスイーツ、”鹿肉”のメニューなどを提案していくという。
産学連携
地元食材試食会での好評を受け
きっかけは2005年で、旧柏原町商工会が丹波大納言小豆を使った加工品の審査会を開いた際、同大の川原崎淑子教授に審査委員長を依頼したこと。

昨年10月の特産品試食会に、学生たちが試作した”シカ肉を甘辛く煮込んだどんぶり”や”栗の入ったケーキ”などの6品が好評だったことから、若い女性目線で付加価値のある商品開発に継続的に取り組んでもらおうと、同市商工会が同大に連携を呼び掛けたもの。

今後への期待
同大短大部生活文化学科国際食文化コースの学生を中心に、新メニューの開発を進めていく。

同商工会は高タンパクで低カロリー、鉄分が豊富という鹿肉の特徴を生かし、スポーツ選手に適した食事や病院食などとしての提案にも期待するが、学生たちは、キャッチフレーズ作りなど、情報発信やPRも担当するという。

同商工会の村上会長は、「新しい試みを提案してもらえる素晴らしい機会。特産品開発を通じ、丹波地域の活性化につなげたい」と期待を述べている。


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