産学官連携により生まれた本格米焼酎を発売
福岡県県工業技術センター、九州産業大学、福徳長酒類(株)の3者は、久留米ツバキを代表する品種「正義(まさよし)」から分離した酵母「久留米ツバキ正義酵母」と久留米産米「ヒノヒカリ」を使った焼酎の開発に取り組み、「吟薫 久留米椿正義」として製品化に成功した。
オエノングループの福徳長酒類(株)が、3月16日(火)より全国で発売する。
「吟薫 久留米椿正義」は、3月20日(土)~24日(水)に福岡県久留米市で開催される「2010 国際ツバキ会議久留米大会:第20回全国椿サミット」の“盛り上げ事業”の一環として開発したとのこと。
久留米を代表するツバキの品種「正義」は、シーボルトが持ち帰ったツバキとしても有名だが、この花から高度な技術を用いて酵母の分離に成功したもので、艶やかな「正義」の花のごとく華やかで、吟醸酒を思わせる香りを醸し出すという。
そしてこの酵母の特長を活かすために、贅沢に60%まで磨いた久留米産米「ヒノヒカリ」を低温でじっくりと仕込み、まろやかな飲み口と雑味のない上品な後味に仕上げているとのこと。
こうした3者による官学産連携商品としては、2008年に発売した本格麦焼酎「吟薫」に次ぐ第2弾となり、引き続き本格焼酎を通して久留米の素晴らしさを発信していくという。
【商品概要】
商 品 名: 「吟薫 久留米椿正義」
品質規格: 焼酎乙類
アルコール分:25%
容量・容器:720ml・瓶(化粧箱入り)
荷 姿: 6本入りダンボール
希望小売価格:1,800円(税抜き)
発 売 日: 2010年3月16日(火)
発売地区: 全国
問合せ先: オエノングループお客様センター
TEL:03-3575-2787
(9:00~17:00 土・日・祝日を除く)
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