これまでの連携をさらに強化して…
大阪電気通信大は4月より、スポーツクラブの運営などを行っている(株)コナミスポーツ&ライフ前社長の大石利光氏(55)を、医療福祉工学部 健康スポーツ科学科教授に迎える。
高齢社会の到来により、健康への意識が高まるとともに、健康関連サービスに対するニーズも多様化しており、健康の重要性を認識し、楽しみながら継続して運動ができる方法を考え開発できる人材の育成が急務とする。
同大学と同社は2007年7月の同学科新設に際して、健康に関する指導者の育成や健康関連機器の開発を目的とした産学連携を締結し、以降、情報技術による健康管理システムを使ったトレーニング機器の開発などに取り組んできた経緯がある。
健康維持・増進にはスポーツだけではなく、栄養と医療の相互連携が重要で、今後それらを融合したプログラムや商品開発が求められている。
大石氏の対応内容は?
この認識に基づいて、大石氏はこれまでも「健康データの見える化」の推進として、IT健康管理システム「e-エグザス」などのネットワーク機能を持ったマシン開発などにも取り組んできたという。
そして教授就任後は、それまでの経験を生かし、以下の業務に取り組むとしている。
<大石氏の業務内容予定>
・スポーツ/健康管理に関する人材育成の強化
・健康維持マシンの研究開発
・コナミスポーツ&ライフとの連携強化
(実習、インターン、就職、各種機器開発など)
大阪電気通信大学 発表内容(株)コナミスポーツ&ライフ