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睡眠の深さやリズムを測れる携帯型脳波計開発のベンチャー企業設立

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睡眠の深さやリズムを測れる携帯型脳波計開発のベンチャー企業設立

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科学技術振興機構(JST)は18日、睡眠の深さやリズムを測れる携帯型脳波計開発のベンチャー企業を設立したと発表した。
スリープウェル株式会社
JSTは、産学連携事業の一環として、大学・公的研究機関などの研究成果を基にした起業のための研究開発を推進しており、今回新たに研究開発成果を事業展開するもの。
簡単に睡眠の質を測定できるシステム開発成功で
平成19年度より財団法人 大阪バイオサイエンス研究所に委託していた研究開発課題「睡眠脳波計測と睡眠評価技術の確立及び評価システムの構築」にて、自宅や旅先などでも簡単に睡眠の質を測定できるシステムの開発に成功し、この成果を基に平成22年4月16日、メンバーらが出資して「スリープウェル株式会社」を設立した。

このシステムは、一対の電極で測定した脳波から、一晩の睡眠の深さや睡眠のリズムなどを判定するものという。

24時間社会となった先進国では人々は昼夜を問わず活動し、睡眠障害に悩む人口が増加の一途をたどるが、日本では睡眠医学の環境整備はいまだ十分ではなく、不眠の程度や毎日の睡眠の質・リズムを実用的かつ簡便に計測できる機器がなかった。
睡眠の質測定の携帯型脳波計測装置と評価システム
同研究所の裏出良博部長を中心とする研究開発チームは、これまでに蓄積してきた実験動物の脳波を用いた睡眠の脳波解析についてのデータや知見を活用し、自宅など病院以外の場所での睡眠の質を客観的かつ定量的に測定できる”携帯型脳波計測装置と評価システム”を開発したもの。

今後、色々な睡眠データを取得して分析することで、例えば、うつ病などの精神疾患で最初に現れる不眠症状を簡単に計測できる可能性があるとする。
快適な睡眠環境の獲得などで”生活の質的向上”が期待
また、この携帯型脳波計測装置と評価システムによって快適な睡眠環境の獲得、交通事故防止、メンタルヘルスケアの良質化などが可能となり、”生活の質”向上に寄与することが期待されるという。

同社は今後の事業展開として、まずは日本国内で快眠グッズの開発企業や睡眠を研究する大学などの研究機関向けに事業を行い、事業化後3年までに売上高1億円の達成を目指し、5年後にはアメリカ、欧州、中国などの睡眠環境改善へのニーズを事業機会として、海外進出を目指すとのこと。

<問合せ先>
スリープウェル(株)
〒531-0072 大阪府大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル7階7号室
吉田 政樹(ヨシダ マサキ)
Tel:06-6375-8600 Fax:06-6450-8787


外部リンク

JST発表内容
http://www.jst.go.jp/pr/info/info734/

スリープウェル(株)概要
http://www.jst.go.jp/pr/info/info734/sankou.html
Amazon.co.jp : スリープウェル株式会社 に関連する商品



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