フジサンケイビジネスアイが主催し、政府、メディアなどが後援の「第24回
独創性を拓く 先端技術大賞」の受賞者が、この16日に決まった。産経新聞などが報じている。
この表彰制度は、「科学技術創造立国」の実現に向け、優れた研究開発成果を挙げた全国の理工系学生と企業の若手研究者、技術者を表彰するもので、この3月末に締め切られた応募の中から今回選出されたもの。
文科大臣賞に東大院生、経産大臣賞にJFE研究者が
同報道によると、文部科学大臣賞対象の学生部門では、「
コンピューターを用いた手芸設計支援に関する研究」の東京大学大学院 五十嵐悠紀さんがグランプリを受賞。
また企業・産学部門の経済産業大臣賞では、結晶組織微細化により1000MPa級の高引張強度鋼板を開発し、自動車重量軽減でCO2排出量を削減する「
NANOハイテン」を開発したJFEスチール研究チーム(代表・有賀珠子さん)がグランプリを獲得したとのこと。
その他の受賞者は以下となっている。なお授賞式は、7月28日に東京・元赤坂の明治記念館で開かれるという。
【学生部門】
フジテレビジョン賞=生島弘彬(東大大学院)
ニッポン放送賞=小塚裕介(東大大学院)
特別賞=徳橋和将(慶大大学院)
【企業・産学部門】
産経新聞社賞=加藤正徳ほか(日本電気)
フジサンケイビジネスアイ賞
=中村秀仁ほか(放射線医学総合研究所)、
硲隆太(広島大学)、本多庸郎(応用光研工業)
特別賞=江波戸厚子ほか(花王)、
秦洋二、東田克也(月桂冠)
「コンピュータを用いた手芸設計支援に関する研究」
http://74.125.155.132/scholar?q=cache:wNaOnEpv6hkJ:scholar.google.com/&hl=ja&as_sdt=2000「NANOハイテン」
http://www.jfe-steel.co.jp/release/2010/06/100617.html「独創性を拓く 先端技術大賞」
http://www.fbi-award.jp/sentan/about/index.html