糖鎖産業技術フォーラム(GLIT)は、「糖鎖規格によるバイオ医薬品の行方:バイオベターは新薬になりうるか?」と題したセミナーを、9月3日に「分析展2010 JAIMAコンファレンス」の中で開催する。
日本は、バイオ医薬品開発でアジアなどの他国に後れを取るものの、従来から糖鎖の解析技術での優位性はある。しかし基盤技術やリソースは蓄積していても、実用化域にまだ達していず懸念があるとする。
このため、糖鎖の危機打開と成果普及を目的に結成されたGLITは、より具体的な研究テーマのタスクフォース(バイオ医薬品の合成と解析技術に関する研究会)を作るべく準備を進めており、当シンポジウムはその呼びかけの場としている。
バイオ医薬品に関する技術の紹介や将来展望など
バイオ医薬品に焦点をあて、産業技術総合研究所糖鎖医工学研究センターの技術紹介や、特別講演「わが国におけるバイオ医薬品の変遷と将来展望」、パネルディスカッション等が行われることになっている。
なお参加費は2,000円、申込締切は8月25日で、「2010分析展/科学機器展2010」への入場登録が別途必要とのこと。
<開催概要>
日 時: 9月3日(金) 12:50~17:00
場 所: 幕張メッセ 国際会議場 2階 国際会議室
参加費: 2,000円(税込)
申込締切:8月25日
案内リーフレット
http://www.glit.jp/wp/wp-content/uploads/glit_in_jaima2010_leaf.pdf糖鎖産業技術フォーラム申込み
http://www.glit.jp/wp/archives/1648