大垣共立銀行は、地域経済の活性化を目指し、早稲田大学理工学術院創造理工学部と産学連携の協定を17日に締結したと、岐阜新聞が報じている。
同行は既に近隣の大学等と同様の協定を結んでいるものの、首都圏の大学とは初めてとのこと。一方、早大の理工系学部が金融機関と協定を結ぶのも初めてという。
工学系大学との連携推進で企業ニーズに対応
これは同行が、その取引先として多い製造会社から、工学系の大学との共同研究などの要望が高かったためで、ロボット研究などの分野で成果を挙げている早大と連携協定を結び、産学連携活動を推進して企業ニーズに応えるのが狙いとのことだ。
なお連携内容は、この他に金融商品やサービスの共同研究、各種セミナーの開催を予定しているという。
そして連携を記念した事業として、取引先企業などの新たなビジネス展開に参考にしてもらうべく、「人間共存型ロボットに関する研究」を進める同大の橋本周司教授らを講師に迎えた公開セミナー(下記)を開催するとしている。
<公開セミナー開催概要>
日 時 10月26日 午後1時30分より
場 所 愛知県産業労働センター
(名古屋市中村区名駅4丁目4−38)
参加料 無料
大垣共立銀行
http://www.okb.co.jp/index.html早稲田大学理工学術院
http://www.sci.waseda.ac.jp/global/faculty/creation/index.html