産・学・官参画でグローバルに活躍できる人材を養成
群馬大学は14日、文部科学省の平成23年度「博士課程教育リーディングプログラム」に採択されたと発表した。新年度から重粒子線医工連携コースを大学院医学系研究科に創設することになる。
採択されたプログラムは、「重粒子線医工学グローバルリーダー養成プログラム」で、プログラム責任者に和泉孝志医学系研究科長 教授が、またコーディネーターとして中野隆史 医学系研究科 教授があたる。
このプログラムは、産・学・官の参画を得ながら内外の第一級の教員・学生を結集、各専門分野の枠を超えてグローバルに活躍できる重粒子線治療と関連産業をけん引する優れたリーダーを養成するための学位プログラムとなり、文科省からは補助金が支給される。
がん細胞に直接ピンポイントで放射線を照射する重粒子線治療は、身体への負担が少ないことから効果的ながん治療法とされ、日本の技術は世界的にも注目されており、今後の成果が期待される。
群馬大学 発表内容
http://www.gunma-u.ac.jp/sb/sb.cgi?eid=322文部科学省の採択プログラム決定通知
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/hakushikatei/1313575.htm群馬大学
http://www.gunma-u.ac.jp/