学生及び教職員の251人分の個人情報紛失
個人情報を保存したUSBメモリーの紛失が相次いで起こっている。USBメモリーは、手軽にデータを持ち運べる反面、取り扱いには十分注意が必要である。
愛知教育大学は、7月12日、職員の不注意により、学生及び教職員の個人情報を保存したUSBメモリーを学内で紛失したことを発表した。
紛失したUSBメモリーには、学生217人,大学教員21人,職員13人の計251人分の氏名,所属,メールアドレスなどが保存されていたという。
中学生967人分の個人情報が紛失
また、同日、杉並区教育委員会は、女性の英語教諭が生徒の個人情報入りのUSBメモリーを紛失したと発表している。
そのUSBメモリーには、杉並区の中学校の在校生など延べ927人分の名前と英語の学習状況の評価やテストの成績、それに東村山市の中学校の40人分の生徒の名前が登録されていたという。
患者24459人分の個人情報が紛失
先月、慶応義塾大学病院でも、患者の個人情報24459人分が保存されたUSBメモリーを紛失したことを発表している。
なお、慶応義塾大学病院は、万一、第三者がこのUSBメモリーを取得したとしても、所定のIDとパスワードがなければ、記憶されている情報を閲覧することはできないとしている。
愛知教育大学のニュースリリース慶応義塾大学病院のニュースリリース杉並区教育委員会